夏本番といった暑さが続いていますね。こんな日は焼肉を食べながら、キンキンに冷えたビールをいただきたいものです。

 

ところで気温とお肉ってあまり関係ないようですが実は大きく関係しています。 暑いと家畜が水を多く飲むようになって餌ををあまり食べないので育ちが悪くなります。 そして焼肉の需要が増えるので焼肉用によく使われるお肉が高くなります。

 

この価格の変動は全て需要と供給のバランスによるものであって、肉質が良いからとかではないんです。

一般の方は良くおいしいお肉=高いと思われる方が多いですが、一概に全てがそうではありません。

三河牛十勝 画像

 

左の写真は高い評価を受けている牛のサーロインです。もちろんA-5等級です。 こちらは市場価格で言うと高い部類のお肉になります。もちろん食べたら脂の融点は低くスっと口の中で溶けます、柔らかいし、味もあります。

 

そして、右の写真はホルスタインのロース、格付けで言うとB-1とか2くらいのものでしょうか? 赤身のお肉を噛み締めて食べたい方にはお勧めですね。こちらは市場価格では安い方の分類になります。

 

では上のお肉の価格差は何かといえば、先ほどの話の需給バランスと基本的に育てるまでにかかったコスト、流通過程で減っていく歩留まり、そして見た目(肉の色とサシの入り具合等)で決まってしまうのです。 つまりは美味しさとは無関係ということです。  ですから高いお肉=美味しいでは無いということです。 もっとはっきり言ってしまうと「うちのお肉はA-5等級を使ってるからおいいしいよ!」 なんて言ってるお肉屋さんはちょっと違うかなと思うわけです。 「この牛は自分が食べて美味しいと思ったから自信を持っておすすめしたい」というのが本来のあり方なのかなと思います。 とにかく我々の業界にはそういった見た目や情報にとらわれて肝心の味を忘れていく風潮があるので消費者の方も情報で味を決める風潮が強いように思いますね。

 

中王食肉では本当に食べて美味しい肉をこれからも追求していきます!!